ShopifyのECサイトに必要な商品撮影とは?費用・撮影方法・レタッチまで解説
ECサイトでの購買率向上に商品写真のクオリティは直結します。この記事では、ShopifyのEC構築を検討している担当者向けに、出張撮影と発送撮影の違い・費用の目安・ベーシックなレタッチの範囲について解説します。
はじめに:商品写真はECサイトの「接客」を担う

ECサイトでは、来店客に実物を手に取ってもらうことができません。その代わりに商品写真が接客の役割を果たします。
画像のクオリティは購入率(コンバージョン率)に直接影響します。同じ商品でも、照明・構図・背景の違いによって受け取られる印象は大きく変わります。
Shopifyで商品ページを整備する際に、写真の質を後回しにすると、デザインや機能をどれだけ磨いても成果につながりにくくなります。
出張撮影と発送撮影の違い

商品撮影には大きく2つのパターンがあります。
出張撮影
カメラマンが貴社に直接伺い、実際の商品・空間・スタッフを撮影するパターンです。
- 実際の使用シーンやライフスタイルに沿った撮影が可能
- ブランドの雰囲気を現場で表現できる
- 大型商品・設置済みの商品にも対応しやすい
- 交通費・宿泊費が別途発生する
費用の目安:半日 10万円〜 / 1日 15万円〜(交通費・宿泊費別)
発送撮影
商品を梱包して送っていただき、スタジオで撮影するパターンです。
- カメラマンの移動が不要なため費用が抑えられる
- 白背景やグラデーション背景など、シンプルで統一感のある仕上がりに向いている
- 小型・軽量な商品に適している
- 撮影後に商品を返送
費用の目安:半日相当 7万円〜 / 1日相当 12万円〜
どちらのパターンが適しているかは、商品の種類・サイズ・演出方針によって変わります。詳細は担当者との打ち合わせでご確認ください。
費用の内訳について
撮影費用には以下が含まれます。
- カメラマン費用(機材込み)
- 撮影ディレクション
- ベーシックなレタッチ(後述)
含まれないもの:
- 出張撮影の場合の交通費・宿泊費(実費請求)
- モデル・スタイリスト手配費用
- 高度なレタッチ・合成加工
概算フォームに表示される金額は、ベースとなる撮影費用のみです。交通費・宿泊費は別途実費での請求となります。
ベーシックなレタッチとは

撮影後の画像には必ずレタッチ(後処理)が必要です。本サービスの撮影費用には以下のベーシックなレタッチが含まれています。
- 明るさ・コントラスト調整:商品の色が正確に再現されるよう補正する
- 色調補正(カラーグレーディング):ブランドのトーンに合わせた色味の整え
- 背景除去・白背景仕上げ:ECサイトの商品一覧に統一感を持たせる処理
- 軽微な汚れ・映り込みの除去:撮影時に入り込んだホコリや不要な反射を除去する
以下は含まれません(別途費用が発生します):
- 複数素材の合成
- 過度なビジュアル演出(グロー・エフェクト等)
- ロゴ・テキスト入れ(バナー制作の範疇)
ベーシックなレタッチを施した画像は、そのままShopifyの商品ページに登録できる状態でお渡しします。
Shopify商品ページへの活用
撮影・レタッチ済みの画像は、Shopifyの商品登録画面から直接アップロードできます。
1点の商品に対して複数のカットを用意しておくことで、商品詳細ページのギャラリーを充実させることができます。一般的なECサイトでは、メイン画像1枚+サブ画像3〜6枚が標準的な構成です。
また、商品写真とは別に「商品画像制作」として、購入を後押しする説明文・比較表・使用シーン等を含むデザイン加工画像の制作にも対応しています。
まとめ
商品撮影は、ECサイトの購買率向上において最も費用対効果が高い投資のひとつです。
- 出張撮影:現場で雰囲気ごと撮影したい場合に適している
- 発送撮影:コスト重視・シンプルな商品写真に向いている
- ベーシックなレタッチ込み:撮影後すぐにShopifyへ登録できる状態でお渡し
見積もりフォームの「商品撮影」オプションを有効にすると、撮影費用をベースとした概算に加算されます。詳細な条件は担当者からのご連絡でご確認ください。
よくある質問
はい、ベーシックなレタッチ済みの状態でお渡しするため、そのままShopifyの商品登録画面にアップロードいただけます。ファイル形式はJPEGまたはPNGで、Shopifyの推奨サイズに対応した解像度で納品します。
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